事例
VDIサーバーの新規導入
自動車業界
- ご利用サービス:
お客様の抱える問題
- 全社員の PC を VDI(Virtual Desktop Infrastructure) 化し、セ キュリティレベルの統一、リモー ト勤務の活用などワークライフバランスの向上を図っているが、オンプレミスでの利用、 またはサービス型での利用でも、 TCO(Total Cost of Ownership) が高い
- WorkSpaces を導入するにあたり、利用形態及び料金を検討した結果、要件をクリアしようとすると明らかに予算をオーバーしてしまう
解決策:ご提案内容
Remote Desktop Service サーバを二台構成とし、うち一台はライセンスサーバ兼セッションホストとし、もう一台をセッションホストで構成。また、別に Active Directory サーバを設け、ユーザーの認証を行う構成を提案。
電源管理の自動化で低コスト&利便性を確保
オンプレミスや既存サービスでは費用面においてどうしても導入することができなかったVDIを、Remote Desktop ServiceとAWS CloudWatch Eventsでコストの壁を破ることができました。
また、自宅や外出先などからも、会社と同じ環境で作業することができ、自宅のPCからでも同じセキュリティレベルで安心して作業していただくことが可能になりました。
AWSの運用自体は全インスタンスのS3へのバックアップなどで、安心して運用ができる構成を整えました。
結果
- 従来のシステム稼働時から80%コスト削減を実現
- 場所を問わず、どこからアクセスしてもセキュアな環境で作業することが可能に
ADサーバは停止することができないため、低スペックのインスタンスを連続稼働させ、1号機と2号機は稼働時間のみ動作させることでコストの低減を図りました。
1号機は8:00~22:00、2号機は9:30~19:00と、勤務する人員の稼働時間に合わせて、過剰なパフォーマンスとならないように、自動的にインスタンスを起動・停止させることで、運用面でのコスト低減を実現しました。
使用した技術
AWS(EC2、EBS、CloudWatch、SNS、VPC、VPN)
お客様の声
このプロジェクトの担当者
技術部長
オンプレミスからクラウドまで幅広いインテグレーションを手がけてきたエンジニア。これまで携わったWASの導入実績は200〜300社!
導入によるコスト削減を実現できたことに対しての満足度はもちろんのことですが、従業員の働き方改善などにも大きく貢献していただきました。